出版社内容情報
日本にもひそかに存在するハイソサエティの真織、尾崎、美馬ら、愉快なメンバー達の今回の活躍は? シリーズ第3弾。文庫オリジナル。
内容説明
大企業の役員ジュニアたちが集う高級社交クラブ・オデパン。農家を借り切ってのスリー・ベリー・パーティ、オペラの上演…贅を凝らし知恵を駆使して遊び続けるオデパンの女王・真織のもとにある日一通のメールが届けられた―時代も、企業も、新しい血を必要としている。望む人生を手に入れるため、真織はしなやかに前進する。
著者等紹介
藤本ひとみ[フジモトヒトミ]
長野県生まれ。フランス政府観光局親善大使を務め、現在フランス観光開発機構名誉委員、パリに本部を置くフランス・ナポレオン史研究学会の日本人初会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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退院した雨巫女。
10
《私‐図書館》あまりに、私とかけ離れた世界でしたね。オデパンが、シリーズもので、この作品が3巻目また、順番バラバラです。(..)2013/06/01
あまりりす
6
うん、楽しかった。「エビ族」が面白かったです。でもやっぱりシリーズ最初の作品が一番良かったですね~。。。会社を立て直す方向になってきてるのも、楽しめなくはないんだけど、オデパンっぽいバカバカしさ、貴族的な香りを楽しみたいですね。2013/11/22
いいちゃん
2
たまに金持ちの考え方にイラっとしますが、興味深くて3冊とも読んでしまった。2014/03/06
石橋
1
ひさしぶりのオデパン様。これでもかと意味不明のレベルまで高級ブランドで押されるとえーえーセレブも大変よねって思いがちだが、いやいやいややっぱお金はあるにこしたことはないわよね。純粋にお金っていいなって小説だと思います。潔い小説だ。しかし表紙カバーは単行本の方がよかった。なにこのチャラさ。ところで快楽革命ってどこから取った表題なの?2010/12/13
那生
1
高宮グループの問題に絡めて数編。美馬と尾崎が本当に企業戦士で気の毒になりました。金持ちも楽じゃない。オデパンという世界自体が小さくなってしまったかのような印象を受けたので、次があるなら小物やドレスや邸宅描写でリッチさを出すのではなく、オデパンの世界を描くことでゴージャスな上流社会を見せてほしいと思った。2010/10/27