PHPビジネス新書<br> 「夢の新製品」を生み出す10の鉄則

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PHPビジネス新書
「夢の新製品」を生み出す10の鉄則

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569791425
  • NDC分類 675.3
  • Cコード C1234

内容説明

強烈な市場変化にさらされる日本企業。海外移転、現地生産が加速するなか、国内に残された技術者は、「圧倒的な」新製品を続々生み出すことを迫られている。本書では、世界的なベアリングメーカーの技術担当役員として研究開発の陣頭指揮を取ってきた著者が、自身の豊富な現場体験を盛り込みながら、世界と戦う「次世代技術リーダー」の条件をわかりやすく説く。

目次

1 時代状況、変化を知る学習―一歩先をどう読み解くか
2 コア・テクノロジーを定義する―新製品開発の基盤の置き方
3 機能する開発組織を作る―風通しのいいチームの効用
4 技術負債の返済―問題の芽は事前に摘んでおく
5 技術開発部門における“見える化”―どう成果を出すか、何を評価するか
6 知財戦略を考える―開発した技術をしっかり守るために
7 若い技術者はこうして育てよ―活力ある組織の作り方
8 情報力、コミュニケーション力の向上―物怖じせずに、世界中の人と付き合う
9 リーダーの育成と役割―次世代の指導者に必要な能力とは?
10 新製品開発のマネージメント力を上げよ―「夢の新製品」はこうして作られる

著者等紹介

町田尚[マチダヒサシ]
1947年、群馬県生まれ。東北大学工学部卒。工学博士。1973年日本精工株式会社入社。技術開発に携わり、21年をかけて自動車用トロイダルCVTを世界で初めて実用化。その後、技術開発本部長、副社長などを歴任。現在、同社特別顧問。横浜国立大学大学院非常勤講師(1996~2001)、日本トライボロジー学会会長(2009~2010)なども務める。FISITA論文賞(1990年)、日本機械学会論文賞(1993年)、自動車技術会技術開発賞(2000年)、日本経済新聞社優秀製品最優秀賞(日産・出光・日本精工の共同受賞/2000年)、日本機械学会賞(2001年)、経済産業省第1回ものづくりに本大賞優秀賞(2005年)など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yodapone36

1
日本精工で実績を挙げた町田さんが、経験に基づいて書いているため説得力があった。外国人技術者の話など、生々しいエピソードもあって面白い。開発の人間であっても、営業さんとはよくコミュニケーションを取った方がいいとのアドバイスは肝に銘じたい。市場の情報を得ようとするハングリーさが、今後の技術者には必要になる予感がする。2016/02/13

AG

1
非常に参考になった。特に三現主義(現場、現物、現実を大事にする)についての記述は自分の社内でも良く言われている言葉であり共感できた。製品開発に関係する技術者におススメ。また読み返したい。2012/11/30

さ く らだ

0
目からうろこが落ちる…ような話ではなく、技術屋、研究屋のための一般論…かな?一般論のように語りつつも、かなり技術オリエンテッドな会社での話が続くので、ちょっと違うかな?とは思いつつも、話自体は技術にかかわるものなら実感できることだらけ。そしてこの本で一番ハッとする部分は「技術負債」という言葉だろう。「技術は資産」と普通は思ってしまうが、負債になりうるということを明言したことは大きい。負債化した技術というのは、現場にいる人ならば実感をもって理解できるのではないか。負債の清算は本人たちにやらせてはならない。そ2012/11/24

かんじ

0
技術屋から見た新製品開発。 新商品開発にありがちなマーケティング目線ではなく、組織の作り方、人材育成、特許の重要性など企業としての基盤を整えたり、実務上の取り組み方が中心。コアテクノロジーを中心に開発を行うことが重要。2020/05/18

LINK3000

0
コア・プロダクツではなく、コア・テクノロジーに拘るべしというのは卓見。多くの企業はコア・プロダクツ(事業)依存と思う。2010/11/23

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