文春文庫<br> 華麗なるオデパン

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文春文庫
華麗なるオデパン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 405p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167604097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

オデパンは大手企業の役員子弟だけが集まる優雅な秘密結社。知的な会話と恋愛ゲームにうつつを抜かし、怖いのは貧乏よりも退屈すること。結婚を機に会から遠ざかっていた高宮真織は、ある事件をきっかけにオデパンの女王としてリーダーに返り咲く。上流社会の男と女の駆け引きを、きらびやかに痛快に描く傑作シリーズ第一弾。ハイソな男女のエレガントな恋愛を描く、豪華絢爛、痛快無比のサロン小説。

著者等紹介

藤本ひとみ[フジモトヒトミ]
長野県飯田市生まれ。フランス革命期からナポレオン帝政期をテーマにすえ、西洋史への深い造詣と綿密な取材に裏打ちされた歴史小説で脚光をあびている。フランス政府観光局親善大使を務め、現在同名誉委員、フランス・ナポレオン史研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまこ

16
再読。たまに読み返したくなる一冊です。大企業の役員子弟が集まるオデパン。中心の真織と尾崎との会話が面白い。続編が楽しみ。2017/05/28

納豆

5
近年の藤本ひとみが好きな世界なんだろうなあ。独特すぎて、何度かポカーンとしました。美馬さん、懐かしいです。2015/04/02

いいちゃん

4
上流社会、怖くてエグい。でも33歳の美馬にも会えたし、楽しかったので、次巻も読もうっと。しっかし、「僕らはいつも最高だ〜」のコールは、かっこいいのか…?!ちょっと読んでて恥ずかしいのですが^^;2014/02/11

冴子

4
○ ツッコミどころ多し。2012/07/10

あかつや

2
親のすねをかじるお金持ちの子弟が集まって結成された会「オデパン」。結婚後長らくその集まりから遠ざかっていた女王が戻ってきて、近頃ゴタゴタしていた内部に新たな動きが起こる。言ってみりゃ育ちの悪い女を上級のみんなでいびって追い出す話で、普通ならすごく気分が悪くなりそうなものだけど、いびられるのがほんとに嫌な奴だからあんまり気にならない。むしろいい感じにスカっとできた。主人公で女王様なマオのキャラクターにもよるのかな。完璧に見えて実は家庭生活がうまくいってないっていう瑕があり、でもそれがあるから愛着が持てる。2021/04/19

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