出版社内容情報
連載開始から50周年を迎え、アニメや玩具などさまざまなかたちで今なおその人気が衰えることを知らないロボットコンテンツの礎である「ゲッターロボ」。第1作「ゲッターロボ」、第2作「ゲッターロボG」に続き、第3作「ゲッターロボ號」を刊行!
恐竜帝国との戦い より時が経ち、メタルビーストを擁する新たな敵、プロフェッサー・ランドウが世界征服を宣言する。
かつてゲッターチームの一員だった神隼人はその野望に対抗すべく、次なるゲッターロボを開発していた。
強靭な心身を持つ“一文字號”、居合の達人の“橘翔”、元メカニックの“大道凱”によって誕生した新たなゲッターチームは、日本への侵攻を開始したメタルビーストとの戦いに身を投じる。
再び幕を開けるゲッターの物語!
合体せよゲッターロボ號!
(『ゲッターロボ號3』)
内容説明
ラセツ男爵軍との戦いを終えて帰国したゲッターチームは、隼人とともに浅間山に向かう。廃墟と化した早乙女研究所の中には、真ゲッターロボと早乙女博士の姿があった。驚異的な能力を秘めた真ゲッターロボを操縦できるのは、流竜馬のみ。さらにランドウを殺害した恐竜帝国の女帝ジャテーゴが、地球の支配を宣言した。再び激突する人類とハチュウ人類の行く末は…！？初代パイロット・流竜馬が再び戦場へ！熾烈な最終決戦が今始まる！
目次
第２１章 選ばれし男たち
第２２章 ハチュウ人類の出現
第２３章 グリーンアース教
第２４章 再会
第２５章 恐竜帝国の復活
第２６章 ストナー・サンシャイン
第２７章 女帝・ジャテーゴ
第２８章 進化の時
第２９章 最後の戦い
第３０章 全てはここから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
20
流竜馬が帰ってくる。しかしそれは、単なる読者サービスとはわけが違う。『ゲッターロボ』という作品を深化させるために石川賢が考えに考え抜いたアイデアだ。やがて物語は、予想だにしない展開を見せる。パイロットとゲッターロボがひとつになる。その画を石川賢は、デビルマンのそれを連想させるイメージとして描く。その凄みよ。2024/12/03
KDS
6
ランドウの背後にいたのは、なんと恐竜帝国だった！ランドウを利用し、再び地球を奪還しようと企む恐竜帝国はメカザウルス軍団で総攻撃を開始する。それに対抗するためには真ゲッターを動かすしかない。神隼人は遂にあの男を呼び寄せる。その男とは…旧ゲッターチームのリーダー・流竜馬！ゲッターエネルギーとは？そしてゲッターロボとは？最後の戦いでは、もはやロボットとは思えぬ進化を遂げる真ゲッター。「魔獣戦線」を彷彿させられる真ゲッター2の登場シーンに大興奮！その進化の果てにあるものとは…？巻末にエッセイ「ゲッターと私」収録。2024/11/30
jojoemon
2
タイトルはゲッターロボ號だが、主役機は真ゲッターに完全にチェンジ！宇宙の真実みたいな話になっていき、正直ついていけない雰囲気もあったが、しっかり完結したのは素晴らしい。真ゲッターが引き起こしている現象はトラウマになりそうなものばかりだが、忠実にアニメ化してほしい気持ちもあったりする。改めて刊行してくれた出版社に感謝です。2025/01/13
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