内容説明
出来心でふと不動産屋をのぞいたら、運命の出会いが待っていた。勢いでマンションを購入したのはよいが、何もしなければタダの箱。収納問題、地震対策等を次々にクリアーしながら30代一人暮しのこだわりで、ガーデニング、リフォーム、インテリアと果敢に挑戦!ヨウコさんのドタバタあたふた軽快エッセイ。
目次
インテリアは三歳で決まる?
ドアが開かない!
ウォッシャブルにこだわる
地震に備えて
リフォームに挑戦
庭づくり、草むしり
無理やりガーデンライフ
みんなの悩み、収納問題
仕上げはソファ
「和」へのあこがれ
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
エッセイスト。1961年神奈川県生まれ。大学卒業後、保険会社に勤務したあと、北京外国語学院留学生として中国滞在
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感想・レビュー
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もりの
2
私もインテリセンスがないので、作者が四苦八苦しながら部屋づくりをしていく様子が、共感しつつ面白かった。庭付きマンションという新たな発想を得た。隣人づきあいも楽しそう。でもやっぱり買うなら戸建てかな。なぜなら、管理費を払いたくないから。。2024/10/31
もんしろちょー
2
タイトルの通り、マンションを買った著者が試行錯誤しながら部屋を作り上げていく様を綴ったエッセイ。どうしたって時間が経った家はガタが来るもんなんだよなあ。それと折り合いをつけつつ、自分なりの部屋を模索していく難しさと楽しさ。2000年前後の書籍だからか、とりあえず安めのカーテンを買いに行くのにニトリという選択肢がないことに世代というか時代というかの違いを感じて面白かった。2024/06/19
akubita
1
☆☆☆☆☆ エッセイでありながら小説のように読むことが出来た。家に関するブログをよく読むが、プロの手にかかれば写真が無くてもこうも簡単に情景が浮かぶものなのかと驚き、また感情表現は極めて控えめなのに自然と同調させられるところもとても心地良かった。2016/09/28
nana&qoo
1
岸本さんのエッセイはたくさん読んでいますが、一番好きな一冊です。タイトル通り、マンションを買って、部屋を整え、庭を整え、と少しずつ出来上がっていく様子が素敵です。カーテンのエピソードは笑えます。
hinako
1
病院に行くのに持って行きました。こういう時にちょうどいい。何度読んでも楽しい。大好きな本です。2012/09/13