出版社内容情報
元・旭道山関からマドンナまで、自分の顔のことを棚に上げたからここまで書けた辛口評。イラスト+エッセイの楽しい顔力入門の書
内容説明
人間、まず顔だ。顔がそこにあるかぎり、そのおもしろさに無関心ではいられない。古今東西「顔力」の持ち主たちを徹底チェック!マドンナの見た目からメッセージを読み取り、旭道山にラテンの香りを感じ、“おかっぱ”について論じ合う。中野翠、上田三根子との「顔面ていだん」も収録した抱腹絶倒のエッセイ+イラスト集。
目次
1 顔がすべて
2 顔力の持ち主たち
3 顔に歴史あり―CFキャラクターの場合
4 顔面てい談―顔といえば目(中野翠;上田三根子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
44
94年当時の観察記なんだけど、ほとんど古さを感じない。確かにMJとかはもう亡くなっちゃったけど~。確かに「顔」ってインパクトありますよね。石川さんは私の大好きなメリル・ストリープがお嫌いなようで、その辺をもっと突っ込んで聞いてみたかったです。(苦笑)2014/08/11
及川まゆみ
5
昔は楽しく読んだっけ、あー、あの頃はこんな人もいたよね、あー、あんなCMあったけ、あ、ダイアナ妃がまだ存命中なのか……なんて思いながら読み返したのだけれど、一番おかしかったのは、最後の対談での「ドスコイ上田物語」(笑)。新玉川線での上田三根子のエピソードが笑えました。いるよね、そういう恥ずかしいおじさんて。2013/10/02
及川まゆみ
2
清潔感のある樋口可南子さんや、目が小さいけど色気のある田中裕子さん、私も好きです。永島瑛子さんも好き。田中真紀子はやっぱり迫力よね(笑)。
Mariko Akaki
1
もう「人間顔じゃない」なんて言わせない!真理をついている掟シリーズ。「服が掟だ!」も激しくうなずいてしまう良書です。2012/10/07