文春文庫<br> 乳ガンなんかに敗けられない

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文春文庫
乳ガンなんかに敗けられない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167461010
  • NDC分類 916

出版社内容情報

わが身に起こったことを客観的に報道するのはジャーナリストの使命だとガンと闘いつつ仕事に生き愛に生きる若き女性の勇気の記録

内容説明

「ガンがどんどん全身に進行していくとしても、脳に転移して私の思考力を奪うまでは、ジャーナリストとして書き続けよう」最初に乳ガンを発見した時の決意である。我身に起ったことを客観的に報道することは天から課せられた使命なのだと真正面からガンと闘い、仕事に生き愛に生きた若き女性の勇気溢れる記録。

目次

1 クリスマスの贈りもの
2 週末旅行
3 フリーランス・ジャーナリスト
4 年末年始
5 診断と入院手続き
6 友情の大波
7 セミ・ヌードの撮影
8 入院
9 病院での暮らし
10 見舞客・見舞品・見舞状
11 自宅での週末
12 手術の準備
13 手術日
14 手術後第1日
15 回復へ
16 医師と患者の関係
17 退院
18 自宅での療養生活
19 社会復帰への過程
20 ダンス
21 通院による加療
22 人工乳房
23 全快祝いパーティー
24 知る権利
25 乳ガン―米国の場合
26 私の健康管理
27 私の職業生活
28 私に影響を与えた人々
29 終章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

奥澤啓

41
千葉敦子が乳癌の発病から入院、手術、その間の友人、恋人との交流、自宅療養等について書く。文章がうまい。出版以来、30年以上が過ぎているにもかかわらず古びていない。凛として品格があり心地よい緊張感を感じる。襟を正したくなる。「私にとって幸福は金や名誉とは無関係であり、本当に好きな仕事を持ち、人を愛し人に愛されることにつきるということも確認した」。この一文に彼女の人生が凝縮されている。刊行から6年後、3度目の再発の後に亡くなる。ヤフーアメリカに彼女に関する記事がある。それだけの影響力があったのであろう。 2014/12/30

奥澤啓

34
著者はあとがきで、「読者にひとつだけお願いがある。私の家族はお互いに愛し合い、お互いの生き方を尊重しているが、それぞれ別個の人間である。私とは生き方も価値観も倫理観も違う。わたしがわざわざこんなことをいわなければならないのは、日本では賞をとっても犯罪をおかしても、親やきょうだいが引き合いにだされることが多いからである。どうか母や妹たちのプライバシーを侵害しないでいただきたい」、と述べる。そのとおりである。本書の刊行は1981年。現在の日本の状況はどうか・・・2014/12/30

katta

1
この本、何度読んだことだろう。世界を股にかける女性ジャーナリストが自らの乳ガンを公表し、その治療、手術、友人との関係、家族、恋人、性生活まであっけらかんと明らかにした姿に今でも感銘を覚える。2009/06/03

Sana

0
千葉さんの生き方や考え方に、とても励まされる。今日を大事にいきたいと思う。2014/09/02

kanagon88

0
術後治療がホルモン治療だけだったのが転移の原因なのだろうか.医師が組織検査の結果を隠す時代に必死に事実を探り,克明に報告しようとするジャーナリズムの鏡のような本.今の時代は,一般の人間がネットで情報公開しているので,本当に良くなったと思う.2014/05/25

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