文春文庫
危機の政治学 - ハンガリー事件から、湾岸戦争、ソ連崩壊まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 347p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167560126
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

21
これはかなり専門分野で知識がいると思われる。難しく斜め読み。92年に初刊でありハンガリー動乱とは聞いた事があるが、具体的には知らないし、かなり抽象的な話が多かった。日本では危機管理で第一人者である著者で名前は聞いた事がある。初代の内閣安全保障室長を務めたらしいが、現在は国家安全保障会議になり、首相が議長。それを補佐するため保障局が存在する。どれだけ具体的な案があるのか興味がある。2016/07/16

金吾

14
古い本ですが、今にも通じる部分が多々あるように感じました。危機管理ができていないためいざというときに意思決定が出来ない政治家、感情で動く新聞社は日本の弱点のまま今に至っていると感じます。2021/12/28

だっぱら

2
23年前の本だが、安保法制やTPP問題などに揺れる現代日本にも通じる内容であった。2015/08/02

カズヒロ

2
著者の昔の論文「平和論における認識と価値判断」がとても読みにくかった。本当に同じ人が書いたものか?と思わせるほど。まぁ一般大衆を読み手と想定してない論文だとこうなるのかな、と。湾岸危機やソ連の崩壊、東西ドイツの統一など国際情勢を論じながら、我が国の対応のまずさを指摘。大金払っても評価されないって…。血税の無駄遣いですね。個人的には新聞の社説の話が興味深かったです。2013/09/01

α0350α

2
当時の日本の対応がいかにダメだったかがわかって残念です。面白エピソードがいつもより少なかったのも残念ですね。2011/05/18

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