出版社内容情報
「横丁の隠居」を気取るはずが阪神大震災に地下鉄サリンと空前絶後の事件続出。「クダラン」「許せん」と呟く"じじいな気分"の'95年版
内容説明
落語の中の「ご隠居さん」に惹かれる…なあんて偽隠居を気取っていたら、明けて’95年は阪神淡路大震災に地下鉄サリン事件と続いて、ビックリ、どっきりの一年に。空前絶後の出来事を目前にして、「くだらん!」「許せん!」とじじい化しつつ、明治ものの読書に浸る日々。読者からの反響が大きかったヘンな手鞠唄もご紹介。
目次
第1章 幸福家族は眠らない。―1994年10月~1995年1月(最後のご奉公だ/’94年日本シリーズ;へなへなへなと;「密室芸」タイプか ほか)
第2章 後呆けの妙を愛す。―1995年1月~3月(渦中の光景/阪神淡路大震災;「たずね人の時間」だ;足もとの不確かさ ほか)
第3章 シャレにならないこともある。―1995年3月~7月(サリンと捨て身/地下鉄サリン事件;異様な捜査風景;イデオロギーに代わるもの ほか)
第4章 私このごろ、じじいな気分。―1995年7月~11月(ギスギスとゴテゴテ;基本的国語力;なぜかスポーティー ほか)
感想・レビュー
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