出版社内容情報
今ほど女が欲深になり、ラクに生きられる時代はない。だが、それで女は幸福になれたのだろうか?──大好評、年鑑エッセイ第二弾
内容説明
『偽天国』の救世主は、ひろみ・友里恵、奥崎謙三、トニー谷、渋沢龍彦、大乃国、俵万智、ソウル青年、上野千鶴子、ピーウィ・ハーマン、吉本ばなな、生意気少女、ミック・ジャガー、逗子とんぼ、金賢姫、「机文字事件」の犯人などなど。もちろん本物の天国に召されたい方は聖書を読むべきですが。超個人的年鑑エッセイ第2弾。
目次
怪物たちの夏
隣人たちの秋
アダムたちの冬
神がみの春
イブたちの夏
偽天国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
65
再読です。著者の「超」がつくほどの個人的エッセイですが、面白いです。「偽天国」の救世主たちについて語っているのを見ていると、好きな物事に囲まれて妄想するのが楽しいのだろうと思わされました。きっと人生を謳歌しているに違いありません。2018/05/03
優希
32
超個人的エッセイなのでどうでもいいような話ばかりなのですが、面白いです。著者にとっての「偽」天国の数々が紹介されているので、あぁこういう趣味の方なのねと納得してしまいます。好きなものに囲まれたり妄想したりの生活はさぞかし天国のようなものでしょう。この方は人生楽しく生きられるような気がしてなりません。ちょっと時代を感じるのはやはり世代の問題でしょうね。2014/08/02