出版社内容情報
大石の江戸到着にともない浪士たちの動きも活発になり、本所へ移った吉良邸の探索もすすんだ。だが、脱落する浪士もふえてくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっちゃん
3
長い準備期間を経ていよいよ江戸に侵入。その間にも義士からの欠落ちが相次いで、悲願の達成までは大きな山をいくつも乗り越えなければならない。それにしても将軍綱吉を筆頭に私利私欲に走る人たちがひどすぎる。2018/07/18
FeLis-IA
3
<課題図書>大石さんの作戦とはいえ、敵を欺くにはまず味方からの実践はいいのだが、やりたい放題、女一徹に遊び放題ではないだろうか、女好きだったんだなぁ・・・大石さん。まぁ、それはそれとして、それを理由に大石さんを言いたい放題なじるのは筋違いではなかろうか。自分の決めた道ならばそれは誰のせいでもないのでは。見苦しい浪士が多くて気が滅入って来た。しかも二人三人と少人数で集まって酒の力でぐだをまくとか・・・。最終的に四十七士にまで絞られるのだから、必要なふるいだったと思うしかない。2012/06/21
rinrinkimkim
1
ようやく5巻という書くのも気合が必要ですが読むほうもそれ以上の集中力が必要です。この号で大石は江戸を目指します。柳沢の絢爛な暮らしぶりも丁寧に描かれてますしそれによってより仇としての柳沢像がはっきりしてくる。大石にとっては主君の敵討ちであるのと同じくらいの比重で幕府への異議が重きを得ているという背景にココは必読です。チラホラと見え隠れする女性たちの生き様がまた悲しいしなあ・・・いよいよ佳境ですのでフンドシ絞め直して読書です!(フンドシじゃないけど・・・)2014/08/12
藍兒堂
0
★★★☆