出版社内容情報
インパール作戦で無残にも戦死した兄。その兄の名を記した日章旗が戦後五十年目の夏、偶然見つかった……。随筆と小説で語る鎮魂歌
内容説明
太平洋戦争の中でも、とりわけ無謀で愚劣きわまる作戦といわれるインパール作戦に駆り出されて死んだ兄。その兄中野幸太郎の名を記した日章旗が、戦後五十年目の夏に偶然見つかった…。先の大戦で、無念を抱いて死んでいった何百万の兵士と、彼らの死をいつまでたっても忘れられぬ遺族とに捧げる鎮魂の書。
目次
五十年目の日章旗(日章旗出現;出征;二十八年の生涯;軍隊というところ;兵営での生活 ほか)
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- 和書
- 陰陽師鉄輪 文春文庫