出版社内容情報
大晦日に毎年届くローストビーフは、息子から母への愛の便り。忘れえぬ人々との出逢いを優しい眼で綴った、みずみずしいエッセイ
内容説明
大晦日に毎年届くローストビーフ―それは息子から母への愛の便り。コックになった長男の巣立ちをめぐる母子の交流を描く表題作の他、三十年前に広東で姑娘として働いてくれた中国娘・ウメちゃんへのほろ苦い悔恨の思いを綴った「菜心と姑娘」など、忘れえぬ人々との出逢いを語る。心の琴線に静かにふれる２３の美しい物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよきん
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母であること、女であること。私自身のいろいろな思いが引っ張り出されてくるような作品。2010/10/28
