文春文庫<br> 犬が育てた猫

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文春文庫
犬が育てた猫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167517014
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

食卓の魚を盗み「おまえともあろうものが」と叱られて姿を消した猫……。雑事から文学に到るまで軽妙な文体で語られる濃密な空間

内容説明

食卓の魚を盗んだのを「おまえともあろうものが」と咎めたら、ふっと姿を消した猫…。二度と戻ってこなかった愛猫への想いを語る表題作はじめ、日常生活、さまざまな嗜好、日記、多岐にわたる交遊、戦中体験、追悼、そして文学と、独自の濃密な文学空間を軽妙洒脱な文体で綴る、著者九冊目の随筆集。

目次

グミ
部分的読書の愉しみ
犬が育てた猫
昭和20年の銀座
永井龍男氏との縁
井上靖氏の初心
小島信夫その風貌
ジョーズ園山俊二
山藤章二にいっぱい似顔を描かれた
篠山紀信との午後
向田邦子に御馳走になった経緯
川崎長太郎さんのこと
島尾敏雄のこと
トワイライト・カフェ
私のタイトル縁起
羊の去勢について〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirayama46

4
色んな話題が縱橫に語られる、洒脱で雑多なエッセイ集。吉行淳之介は昭和の文壇の中心、というイメージがあります。同じ第三の新人でくくられることの多い安岡章太郎や小島信夫のエピソードも紹介されていて興味深かったです。2016/11/09

Tonex

2
小島信夫著『風の吹き抜ける部屋』286頁に引用されていた「小島信夫その風貌」という文章のみ読んだ。小島信夫に関する珍エピソードがいろいろ紹介されていて面白い。2015/04/14

Haru

1
吉行淳之介さんのエッセイ集です。昭和50年代後半から昭和61年ごろまでに書かれた文章が中心です。エッセイは、基本的に、旬の話題が書かれていることが多く、今読むと、もちろんとっても古いわけですが、それでもなぜか古いエッセイを読むのが好きです。吉行さんのエッセイは、文壇というのか、作家間の繋がりがたくさん書かれていて、読書欲をくすぐられます。2017/11/28

げんなり

0
文士という呼び方の似合う著者のエッセイ。文学的評価云々別として、子供の頃に読んだ対談集の中の『ももひざ三年、尻8年』が、いまだに鮮明に残っていて、そのいい加減なその実乗り越えてきたものの凄みすら感じさせる人々に憧れ、作家になりたいと思ったものだった。2015/07/23

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