文春文庫<br> 癌細胞はこう語った―私伝・吉田富三

文春文庫
癌細胞はこう語った―私伝・吉田富三

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167491024
  • NDC分類 289
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「吉田肉腫」の発見で癌研究の道を切り拓いた、世界的病理学者・吉田富三。癌細胞を師とし、顕微鏡で考えた七十年の感動の生涯の書

内容説明

人体に飛躍なし。そして奇跡なし。癌の治療も、最終のところで「癌細胞との共存」なのだ―癌細胞を生涯の師として、その語る言葉に耳を傾け、遂に「吉田肉腫」の発見をなしとげた世界的病理学者・吉田富三。癌細胞も人間も、同じ生命の海の中に生きる仲間だと知ったとき、不可能と思われた癌研究に遙かな地平が拓けた…。

目次

第1章 蜘蛛の子よ
第2章 いのちと個性
第3章 みみず鳴く
第4章 流れる生きかた
第5章 師に恵まれて
第6章 作業仮説と人生観と
第7章 国語政策への挑戦
第8章 医療制度への挑戦
第9章 “近代生命”なし
第10章 いのちの海へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

4
ふむ2023/05/06

しんこい

3
再読。本業の癌研究だけでなく国語や教育分野での発言にも感じるところがありました。この父あっての息子の吉田直哉あり、というのも。文芸春秋はよくこの本を文庫にしたものだ。2012/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1021658
  • ご注意事項

最近チェックした商品