文春文庫<br> 下流の宴

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文春文庫
下流の宴

  • 林 真理子【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 文藝春秋(2013/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167476403
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

中流家庭の主婦・由美子の悩みは、高校中退した息子が連れてきた「下品な」娘。現代の格差と人間模様を赤裸々に描ききった傑作長編。

内容説明

東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子がフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して―切実な女の闘いと格差社会を描いた傑作ベストセラー小説。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨県に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

153
林真理子はこの本で代の中流を描きたかったのだろうと解説にあり、なるほどと思った。いかにも学歴至上主義の由美子の視点は多くの日本人の視点でもあり、その上に受験戦争は成り立っている。また珠緒と対比させるように登場する姉可奈子も現代のOLの側面から描いている気がする。後半から珠緒の医学部受験物語風となったが、合格させるための登場する人物たちの像も今風で、ある意味可笑しい。 2013/03/23

Tsuyoshi

76
夫婦ともに高学歴の中流家庭だった福原家が無気力の息子や計算高い娘に翻弄され、蔑んでいた下流に転じていく話だった。福原家の面々のもつ安いプライドや差別意識に苛立ちを覚えつつも、後半展開する珠緒のひたむきな姿が打ち消してくれて何とも爽快な読後感だった。2018/02/06

mmts(マミタス)

57
感想は後日m(._.*)m2017/12/25

もぐたん

56
中流家庭であることが心の拠り所である由美子の必死さが痛々しいが、その気持ちもわからないでもない。アルバイトで自由に生きようとする息子の翔は、今どきの青年らしく覇気が全くなく、向上心もない。そんな姿を見たら歯痒くもなる。自分が幸せならそれでいいかもしれないが、心配するのも親心というもの。上流を目指す娘と、下流と見なされた、翔の恋人タマちゃんの最後は予想通りだが、結局、心の幸福度が高いように見えるのは、翔なんだよなあ、と複雑な気持ちになる。★★★☆☆2023/08/27

ビグ

40
自称中流家庭の由美子は息子の翔が高校中退したことで下流に落ちる事を心配する。翔は沖縄出身のバイト生活をしている珠緒と一緒に住み始め2人でバイトで生活していく。由美子があまりにも珠緒を下に見縊るので、珠緒が一念発起し医者を目指す。一方で娘の可奈はお嬢様学校を卒業し玉の輿に乗るべく、自分の外見磨きと合コンに精を出す。 はっきり言って鼻持ちならない家族だ。いや、こういう人はたくさんいるだろう。そういう人は一生優越感に浸っていればいい。まあ、上昇志向がないと言えば嘘になるけど努力しなければ手に入らないなら下流か…2020/03/29

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