出版社内容情報
どんな大力士も親方としては再び裸一貫からのスタート。苦闘のすえ、千代の富士、北勝海、寺尾、琴錦らを育て上げた九人の親方衆
内容説明
花籠部屋、二子山部屋、井筒部屋、佐渡ヶ嶽部屋、九重部屋。親方たちは現役時代の名声をかなぐり捨てて無名の若者たちを育て上げ、今日の隆盛を築いた。若乃花、千代ノ山、北の富士、琴桜たちの栄光と辛酸、小部屋の努力なくして大相撲の繁栄はない。全力士総当り制が論議される今日、部屋のあり方を鋭く問いつめた問題の書。
目次
大ノ海昶光
若乃花幹士
栃錦清隆
千代の山雅信
北の富士勝昭
増位山国秋
北の湖敏満
鶴ケ嶺昭男
琴桜傑将
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
5
長いようで短い大相撲の歴史を、9人の親方たちで描いています。 ──大ノ海 昶光(おおのうみ・ひさみつ)。若乃花 幹士(わかのはな・かんじ)。栃錦清隆(とちにしき・きよたか)。千代の山雅信(ちよのやま・まさのぶ)。北の富士勝昭(きたのふじ・かつあき)。増位山大志郎(ますいやま・だいしろう)。北の湖敏満(きたのうみ・としみつ)。鶴ヶ嶺 昭男(つるがみね・あきお)。琴櫻傑將(ことざくら まさかつ)。 いま顔を見られるのが男の中の男と讃えられた北の富士さんだけとは、寂しい限りです。2006/11/21
sobako
2
にわか相撲ファンの私が知っているのは、千代の富士と北の富士くらい。ちょっと前の相撲界はこんな風だったんだー、厳しいなあ、って感じ。激動の人生を歩んでいる親方もたくさんいて、平成の力士よりハングリー精神があるのは間違いありません。力士に限らず、昭和の始め頃の人は強いよね。尊敬します。2016/08/16
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