出版社内容情報
人生の喜びとはなにか。充実した老後のためには、定年前から準備が必要。定年を新たな出発点ととらえた一五〇人の本音を紹介する
内容説明
会社に身をおいていると、そこに多忙きわまりない職務があり、親しみぶかい同僚がいてなにごとかに酔える。しかし、その共同体を去ると、かつての同僚との連帯意識はあわく、はかなく消えてしまう。―充実した老後は定年前から準備されねばならない、と決意。新たな人生の選択をした150人のケースに学ぶ。
目次
第1章 ほのかなる青写真―企業内中高年の現状
第2章 定年を先取りする(物産マン53歳の冒険―馬場彰良の場合)
第3章 からだのイノベーション(九十翁の“週三”ゴルフ―大野精七の場合)
第4章 働く理由(元船舶営業マンのはてしない闘い―山崎聡の場合)
第5章 それぞれの利殖術(梨の木が実るとき―宮本光男の場合)
第6章 老いて学べば(60歳の手習い、整骨院を開業す―桜井佐吉の場合)
第7章 ライフワークの事始め(アイデア局長「世直し」への旅立ち―大石照三の場合)
第8章 こころの糧(全国の友に宛てた100通の手紙―内川正邦の場合)
第9章 海外雄飛(第二の人生は海外に―根本一轍と山内信和の場合)
第10章 シルバー起業家がゆく(歓楽街に出現した頭脳集団―柳原光太郎の場合)
第11章 素晴しい日曜日(独居老人の堂々たる人生―中本守の場合)