内容説明
南紀・新宮で若い女性の死体が発見された。額には無残な×印の切り込みがあった。東京・世田谷でも、若い女性が同じ手口で殺されていた。残忍な連続殺人か?二人のイニシャルが同じなのは偶然なのか?犯人の異常な残忍さの裏にあるものは?そして串本で三人目の犠牲者が…。十津川警部は南紀に向かう。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生れ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞などを受けている。著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
32
東京での殺人事件の後,紀伊白浜,串本などで次々と類似の殺人事件が起こる。 容疑者の何人かも殺され,容疑者の殺人者を逮捕する。 それでも事件は終わらず,根深い事件の全貌が最後に分かる。 十津川警部と地元警察の方針の違いが浮き彫りになる。 レビューを編集する 2015/08/02
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
6
2007年 4月10日 初版。2018/06/14
ソラ
4
【整理】2022/06/12
よっちゃん
3
久しぶりに読んだ西村作品。読書メーターへは初登録。懐かしい表現を見つけてしまった。最近は聞かない表現。多様化している。2015/11/18
aaboo
1
あっけない終わり方だった。2021/12/16