文春文庫<br> センチメンタル・マシーン

文春文庫
センチメンタル・マシーン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167445034
  • NDC分類 404
  • Cコード C0195

出版社内容情報

最新宇宙飛行事情、匂いの数え方、カニ肉のコピーが出来るまで、サメと化粧…人間と機械のセンチメンタルな関係を夢見るエッセイ集

内容説明

ハレー慧星とワインの味、匂いを数える方法、数学者たちのゴシップ、お酒から生まれたダイヤモンド、陽子姫の正体、タラひくタラコはカニという話、カニと外科医の親密な関係、左党のクルマ、宇宙飛行士の楽しい食生活、民族の接ぎ木物語…。人間と機械のセンチメンタルな関係を夢見て、科学とファンタジーを結ぶ好エッセイ。

目次

世界は標本箱
象が空を飛んだ日
幸福な王子
銀色の月
神々の野菜
月とピエロ
ハレーとマンボウ
新オリエント・エキスプレス
情報の民主主義
命の素慧星
アマゾネスの唇
宇宙はクリスタル族
よみがえる魔女伝説
浮かばれない男性
オウムガイは語る
名月は狂っている
森はメリーゴーラウンド
宇宙鳥のプラネタリウム〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KimuraShinichi

0
タイトルは素敵だ。つられて読んでみた。1980年代に書かれた本。当然ながら古色蒼然とした記述もある。時代はバブル経済。街には喫煙者があふれ。人は世紀末をうれい。冷戦は続き。インターネットはまだないが「ニューメディア」がもてはやされた時代。アンティークなハイテク談義。ものたりなさはある。著者の筆には踏み込みの甘さもある。それでもその感性には、砂浜でひろったふちの丸まった色付きの透明なガラスのかけらのような、かすかな愛らしさを感じる。2013/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/285954
  • ご注意事項

最近チェックした商品