出版社内容情報
子育ても一段落して新たな勉学に入ったある日、胸にしこりが出来た。入院、手術、予後─患者としてガンとガン医療に関するあらゆる問題をえぐり出す、感動の手記
内容説明
ひとは誰も明日を知らない。幸せなある日、右胸に小さなしこりを発見した。入院、手術、予後の不安―。さあ、闘って、闘って、闘い抜かねば!はじめて「死」に直面して考えた子供のこと、夫のこと、ガン病棟の隣人たち。自らの体験を通してガンとガン医療に関する諸問題を抉り出し、この病気にいかに対処するかを考えた感動の手記。
目次
1. やっぱりガンだった
2. 手術台へ
3. この痛ましき人たち
4. 大部屋にて
5. ガン病棟の愛憎
6. いのちと死と
7. 患者・医者・医療制度
8. 女ごころ