文春文庫<br> 銀座界隈ドキドキの日々

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文春文庫
銀座界隈ドキドキの日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167385040
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

銀座が街の王様だった六〇年代。デザイナー一年生だった著者の当時の懐しい作品と回想で綴るグラフィティ。講談社エッセイ賞受賞

内容説明

銀座が街の王様で、僕はデザイナー一年生だった―1960年代、憧れのデザイン業界に足を踏み入れた和田誠氏を、胸高鳴る毎日が待ち受けていた。若い才能がジャンルを超えて出会い、刺激しあったあの時代を、文章と当時の懐かしいデザインを紹介しながら綴る自伝的エッセイ。講談社エッセイ賞受賞作。

目次

ご挨拶
就職・卒業
先生がいっぱい
シルクスクリーン
アニメーション
タバコとアンポ
ジャズ
ベン・シャーンそして…
21頭の象
いろんな人たち〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

111
イラストレーター、デザイナー、映画監督他多くの才能を発揮されて活躍した和田誠氏のエッセイ集。デザイン事務所に入ったことから独立するまでが書かれている。読んでいると当時の芸術界の錚々たるメンバーとのこうゆうが知れる。横尾忠則、粟津清、宇野亜喜良、高橋悠治、篠山紀信他あげればキリがない。高度経済成長の真っ只中で多彩な仕事をして評価された著者は2年前に亡くなられた。しかし手掛けた本はどんな図書館に行ってもあると思う。現代はAIの時代だがアナログのイラストや絵は残ってほしいと感じた。2022/12/25

Y2K☮

34
60年代の広告・デザイン界及び銀座の様子を綴ったエッセイ。謙虚の塊だった著者がやがて良くも悪くもはめを外し、秀逸な作品を各ジャンルに残していく。ハイライトのデザインはホントにカッコいい。時を経るにつれて業界も会社も大きくなり、対照的に感性の羽ばたきを妨げぬ大らかな気風がじわじわ損なわれる。他者との距離感や公私のけじめが大雑把過ぎたのは確かだが、だからといって杓子定規に大企業の好む陳腐なルールと無粋な商業主義で染め変えてしまうのは惜しい。経済成長の負の側面を覗き見た気がする。著者のデザインにもっと触れたい。2023/07/19

one_shot

25
90年代中頃、大学を出た私は築地辺りにあった広告会社に就職して、毎日銀座からプラプラと歩いて会社に行った。まだ築地市場があり、タイのトゥクトゥクのように速度を落とさず暴走するターレ(築地市場内専用の移動バイク)を避けながら、場外の定食屋で鉄火丼など食べて伊東屋へ引き返したりした。舶来の文房具は見ているだけで楽しかった。上の喫茶店は穴場でいつも空いている。急ぎの仕事がない日は、企画の種を探す名目で銀座の裏道をほっつき歩いた。その30年前、若き巨匠も同じようにほっつき歩いてたんだなぁと楽しくなってしまった。2023/01/12

ヨーイチ

22
この人のエッセイは初めて。仕事の幅が広すぎて本業がよく分からずに感心していた。意識したのは多分丸谷才一本でのイラスト(挿画?似顔絵)。一読して著者のジャズと映画の蘊蓄が分かる。思ってたより年嵩で下手すると小生達の親世代だった。小生の伯父が著者より少し年上の多摩美卒でデザイナーをやっていたのを思い出した。この本で回想されている感じは「デザイン」という仕事が世間全般に認識されて、高度成長期とやらを背景にして「凡ゆる物がデザインを必要としていた時代」と理解できる。続く2025/01/02

本木英朗

18
日本のデザインストのひとりである、和田誠が1997年に書いた自伝的エッセイが、この作品である。銀座が街の王様で、僕はデザイナー一年生だった――1960年代、憧れのデザイン業界に足を踏み入れた和田誠氏を、胸高鳴る毎日が待ち受けていた――という話から始まる。さすが和田誠先生である。最初から最後まで超面白かった!の一言である。死んでからってところも含めて、また読もうと思う。2022/04/17

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