文春文庫<br> 海狼伝

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文春文庫
海狼伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167370053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

対馬で育った少年が史上名高い村上水軍の海賊集団に参加、"海のウルフ"に成長していく青春を描く。海洋冒険時代小説の最高傑作

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

248
時は戦国、信長が勢力を拡大し、天下布武を成し遂げんとする頃。瀬戸内海から九州対馬の海域では商用、荷積みの船が多く行き来し、朝鮮や明との交易も盛んな中で暗躍する海賊の話!そう、舞台は『村上海賊の娘』と同じ。それがかなりのエンタメ作品であった一方、本書は少し渋めかな。主人公らの『自由さ』と、海賊ごとに違う『モラルと規律』が物語に躍動感とメリハリを生む。舟の違いや操船表現もリアルで楽しめ、先の展開も匂わせ面白い。文庫約500頁もさることながら一頁20行という、私的前代未聞の文字密集率で読み応えありました‼️🙇2019/04/26

mapion

240
直木賞作品。海洋冒険小説との事ですが、その類の小説は少ないらしい。主人公は対馬の男で船が好き。対馬で海賊の手下として働いたり、村上水軍に捕まり、そこでまた海賊として働いたり。対馬近海から瀬戸内にかけて船に乗り活躍します。村上水軍の商売に長けた人物を船長として、対馬に居た頃からの盟友とともに海を行きます。主人公の行方不明の父、巫女とのロマン、海賊のなりわいなどの話題を楽しんで読み進めます。最後は対馬の海賊船との見応えのある海戦が待っています。その後の主人公は『海王伝』で。2026/10/04

kaizen@名古屋de朝活読書会

144
直木賞】笛太郎。対馬を舞台にした海賊物語。ちょうど真ん中の章が「村上海賊衆」日本と朝鮮半島との間の歴史を知るきっかけになるとよい。村上元吉の歌「木々に見し花は太山のわか葉かな、ほととぎす鳴く峯のよこ雲」あり。解説:尾崎秀樹。「海王伝」もお勧めとのこと。参考文献一覧があると嬉しかった。 2014/05/07

遥かなる想い

101
私は息子の白石一文の本を先に読んだため、 その父が歴史小説の書き手で、直木賞作家とは 知らなかった。描写力はある。海洋冒険小説が好きな人はたまらなく面白い本だろうが。2010/04/30

NAO

81
長らく朝鮮の王朝に仕えたのち対馬に戻ってきて海賊業を始めた宣略将軍に仕えていた笛太郎は、村上水軍との戦に負けて捕らえられ、村上水軍の一員として働くことになる。海戦シーンは、誇張され過ぎることもなく、リアルで面白い。そして、海賊でありながら海賊らしからぬ能島村上水軍の当主小金吾が、何ともいえず魅力的な人物として描かれている。2019/10/05

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