出版社内容情報
西洋砲術家高島秋帆の庶子蘭次郎は勝海舟のいる海軍伝習所に入るが、西洋式捕鯨銃の開発をめざして漁師になる。海に憧れる野性的な一人の青年を描く青春時代小説
内容説明
砲術家・高島秋帆の庶子で、海に憧れる野性児蘭次郎は勝海舟の海軍伝習所に入所して航海術を学ぶが、五島沖で演習中、遭難して鯨組主に助けられたことから、近代的な捕鯨法の開発に情熱を注ぐ。幕末から維新にかけて、捕鯨の世界に生きがいを見出す若きサムライの姿をのびのびとした筆致で描く長篇小説。
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                  - 和書
 
- 1945年以後 〈上〉


 
              


