出版社内容情報
「僕はあらゆるジャンルの芸能が流れこんでくる川をみつけてダムをつくることにした」。能・狂言や大道芸の源流から、国民的テレビ番組「紅白歌合戦」にいたるまで、芸能にまつわる光と影を、かぎりない愛着をもって語り尽くす。江戸の芸人を見て育ち、テレビ作家、流行歌の作詞家として活躍した著者による唯一無二の芸能史。〈解説〉児玉竜一
内容説明
「僕はあらゆるジャンルの芸能史が流れこんでくる川をみつけてダムをつくることにした」。大道芸、能・狂言から、現代のお笑いにいたるまで、芸能にまつわる光と影をなぞりつつ、マスメディアの時代における「芸」「芸人」のありかたを考える。すべての芸への限りない愛と敬意とともに語られる、唯一無二の日本芸能史。
目次
ブラウン管の河原乞食
伝統の拒否と継承
紅白歌合戦とあなた
歩きつづける芸人
プロとアマの差
体力の限界を踊る
芸名、醜名、源氏名、筆名
漫才 吹きだまりの芸人達
只今より放送を開始します
二百万枚突破
ショウ・マスト・ゴォ・オン
茶の間の芸者
オッペケヒャラリコノーエ
毎度馬鹿馬鹿しいお笑いで
話芸家いろいろ
未来という名のショウ
何が何して何とやら
電気活動大写真
新派、新劇、新国劇
踊り踊るなら〔ほか〕
著者等紹介
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京浅草生まれ。早稲田大学文学部中退。在学中より放送作家となり、作詞家、司会者、演出家、エッセイスト、ラジオパーソナリティーとして幅広く活躍。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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