出版社内容情報
日本有数の長寿コラム、20冊目に突入。世界各国を股にかけ、うまいもんを食べ、ビール片手にブンメイにもの申す力強さは健在!
内容説明
シーナが入った最悪の温泉は?世界で見たもっとも衝撃的なトイレは?全国の麺類徹底比較からイカの性交まで、20冊目になっても、役には立たないけど陽気で楽しい赤マント節!便利というより不自由になっていくブンメイへの警鐘も鳴らします。
目次
カイラス巡礼おののき話
東京がヘンなふうに見える
間抜け顔のヘビ
問題温泉
裏切りのギョウザロード
ダシにめざめて
カキ・カニ合戦
墓だけ村
思いがけない誘惑
最強国民食アジア大会〔ほか〕
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
昭和19(1944)年、東京生れ。作家。吉川英治文学新人賞を受賞した「犬の系譜」(講談社文庫)、日本SF大賞を受賞した「アド・バード」など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツバメマン★こち亀読破中
22
赤マントシリーズ第20弾!(週刊文春の連載は終了してしまっていて悲しい)通勤電車ではなく、晴れた日に昼寝しながら読みたかったなぁ~。あーうまい刺身が喰いたい!解説代わりのの沢野ひとしの巻末エッセイがことのほか面白かったです(笑)2015/04/30
kinkin
7
「新春緊急便所座談会」「ワニの丸焼き丸かじり」「趣味近代三種」が面白かった。「ワニの丸焼き丸かじり」で、日本人は海外の人たちがゲテモノを食べて嫌になるが、日本人は添加物や着色料、他いろいろなものが入った 食品を食べているのは、いかがなものかという話は、納得出来る。世界一のゲテモノ悔いは我々日本人かもしれない。2014/01/29
東森久利斗
4
初”赤マント”シリーズがなんと、『週刊文春』連載「風まかせ赤マント」シリーズ、書籍化20冊目の記念碑的作品とは。20冊目の節目などものともせずの椎名節。連載21年、書籍化24冊、1冊/1年で読み進んでも、あと20年以上かあ・・・、気が遠くなる。椎名誠ファンとしては、避けて通れないところ。椎名節の変遷を時代とともに追いかけるのもまた一興か。2020/01/01
ikedama99
4
椎名節にふれたくて購入。相変わらずの雰囲気に、読んでいてほっとする。何がどうだ・・というのはないのだが、この雰囲気にひたれるだけでうれしい気分になる。もっと読みたいね。2015/10/31
Mago6
4
たまに無性に読みたくなる椎名さんのエッセイ。世界をまたにかけての旅行の合間に現状の日本のタルミにイカっています。そうだ!そうだ!と読み進むんで物足りない位で読み終えました。2012/05/26