出版社内容情報
ニュージャーナリズムの旗手として菊池寛賞受賞の著者が、B・ウッドワードらアメリカの気鋭ライターたちと語り合い、マスコミのあるべき姿を考察した情報文明論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
29
久しぶりの立花本。 今回も読み応えがあった。そもそもジャーナリストというものがどういうものなのかという基本的なところから学べたと言って良い。ネット時代となり、報道も大きく変わった現代に読むとまた興味深い。 この本の出版は約40年前。一世代前ということで、もはや歴史の一部とも思えるほど過去の内容だが、こうした本によって当時の空気感は伝わってくる。あらためてジャーナリストという人々の著作を読んでみたくなる一冊であった。 「ジャーナリストとして一つの時代を生きるということは、同時代史の生き証人となること」2021/07/06
Rena Takeda
1
「“新聞は支配する者の利益に奉仕するためではなく、支配される者の利益に奉仕するためにある”。 新聞と政府は対立関係にあるということが、本質的な関係である。 この両者の対立関係こそ、その社会の民主主義の品質証明であり、その強さでもある。 報道の自由なしには、争点の発見がなく、争点なしには真実の発見がないからである。」B. ブラッドリー 2021年第一冊目。素晴らしい出会いだった。 1977年に取材し1984年に文庫化されたとは思えない、現在のアメリカと日本のジャーナリズムに必要とされる思想。 2021/01/02
ふくだなおと
1
ハルバースタムを教えてくれた本。2011/11/08
ken
1
おもしろいっす。2011/07/16
丰
0
Y-202004/03/13