文春文庫<br> 夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代

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文春文庫
夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167321055
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0195

内容説明

70年代は歌謡曲の黄金時代だった。テレビ番組「スター誕生」は、百恵、淳子、昌子の「花の中三トリオ」をはじめ、数々のスターを産み出し、一大ムーブメントを巻き起こした。60年代後半からGSブームやピンク・レディー、小泉今日子らアイドル全盛時代を作り上げた阿久悠による同時代ドキュメント。

目次

第1章 少女たち
第2章 ろまんの船
第3章 「スター誕生」の時代
第4章 ピンクのモンスター
第5章 GSの旗の下に
第6章 鎮魂歌を歌わないために

著者等紹介

阿久悠[アクユウ]
昭和12(1937)年、兵庫県生まれ。明治大学卒業。広告代理店勤務を経て、作詞、小説、エッセイなどの執筆活動に。尾崎紀世彦「また逢う日まで」、ピンク・レディー「UFO」、森昌子「せんせい」など数々のヒット曲を作詞し、「日本レコード大賞」「日本歌謡大賞」「日本作詩大賞」など多数受賞。平成19(2007)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
「スター誕生」という番組での阿久さんの存在感などがよくわかります。私自身は番組は見ていないのですが、この番組から旅立ったプロ歌手がかなり多くいたということはわかっています。これだけの歌手を輩出した番組とその歌手たちについての楽屋ばなしなどが楽しめます。また戸倉さんとのコラボレーションでの最大のスターのピンクレディについての話もかなりページを割いています。2018/04/26

おさむ

51
時代をつくった作家、阿久悠さんが亡くなってもう10年。甲子園の夏の大会での球児らに捧げる文章がとても魅力的でした。スポーツ新聞の連載をまとめた本著には日本の歌謡界や芸能界のナマの証言がふんだんに盛り込まれており、読み応えがあります。スタ誕がアンチ・ナベプロの番組だった、ピンクレディーの売り出しにはあまり乗り気でなかった、先日逝去されたマッシュかまやつは二世だった‥‥などトリビアも満載。1960〜70年代の日本の「空気」を感じさせてくれる良書でした。もちろん脳内に流れるBGMは阿久さんのヒット曲メドレー。2017/03/13

ホークス

44
「時代と添い寝する男」と言われた作詞家による半生記でありドキュメント。1970年代を象徴する番組「スター誕生」が輩出した中三トリオやピンクレディの話が中心だが、駆け出し時代のGSの話も多い。著者は「スター誕生」生みの親の一人で、ここで名を成しただけに裏話が豊富。社会を見る目も鋭く、作家でもあるため読み物として面白い。強面で厳しいイメージながら、成功者だけでなく、夢を実現できなかった多くの人々についても語っている。価値観が古いのは、時代と向き合い実績を残すためには、強い自己肯定感が必須だからだと思う。2019/03/02

Tomomi Yazaki

15
筆頭は桜田淳子。阿久悠のアイドルに対する思いは彼女から始まっている。その生硬さと素質は他の中学生とは明らかに違っていた。彼女を生んだ番組・スター誕生。それは私の楽しく、そして切ない想いを蘇らせる。これはそこで生まれたスターたちの、確かに生きた記録である。そして感心させられるのは、阿久悠の一流作家でも真似できない素敵な文章表現。作詞家とはかくも秀逸で繊細な言葉を紡ぎ出す存在なのでしょうか。その言葉の海に浸りながら、いつまでも残像の消えない新鮮さを感じていた。スター誕生。私は確かに、そこにいた。2021/05/14

しゅん

14
60〜70年代の歌謡・芸能界がどういう夢を追っていたのかがよくわかる。「スター誕生」がマジでスターを誕生させまくっていて、今考えると異常である。桜田淳子、森昌子、山口百恵、ピンクレディー、中森明菜、小泉今日子…。いや、すごいな。成功談だけでなく、ビートルズをどう日本に持ち込むかを必死に考えていた阿久悠駆け出し期のあがきも語られていて面白い。2019/03/23

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