文春文庫<br> 海軍航空隊始末記

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文春文庫
海軍航空隊始末記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167310035
  • NDC分類 397.8
  • Cコード C0131

出版社内容情報

山本五十六の懐刀と呼ばれた航空参謀が、真珠湾への道のりから運命のミッドウェー海戦、敗戦間際の「剣部隊」までを克明に綴る!

内容説明

山本五十六の懐刀と言われ、真珠湾奇襲の作戦計画を練り上げた男、源田実。「日本海軍が産んだ空の天才」と呼ばれた航空参謀が、真珠湾への道のりから、開戦後の破竹の進撃、そして運命のミッドウェイ海戦、連合艦隊崩壊の序曲となったマリアナ沖海戦、終戦間際の紫電改「剣部隊」の活躍までを克明に綴る。航空戦史を語る際に不可欠の幻の名著、ついに文庫化。

目次

英国滞在二年間の収穫
真珠湾に至るまで
印度洋を席巻する二カ月
MI作戦発動さる
完敗に終ったミッドウェイ海戦
南太平洋海戦と頽勢の建直し
国運を賭したマリアナ海戦
三四三空最後の勇戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イプシロン

38
正直、不快感しか残らない読書であった。「例え特攻隊員であっても、一人も残らず不満を残さず死んでいっただろう」といえる神経が個人的に全く理解できなかった。そもそも源田が特攻作戦に対して大本営航空参謀という立場で関わっていた事実には一切触れていないことを解説者が擁護しているのも異様だ。したがって特攻作戦がはじまったフィリピン戦のことにも一切触れられていない。戦後になってまでも「戦艦大和は嫌いなんだ」と言い放ち、戦艦無用論を堅持していたが、米軍は無用の長物と見えた戦艦さえ、島嶼の艦砲射撃に有効利用したわけで。2019/08/22

ながぐつ

4
戦争の当事者の貴重な証言で、戦争における大きな役割を果たした人として何を感じ、何を思ったのかを知れ、また文章が読みやすかった。しかし、当時の風潮というかただの軍人の建前にしか聞こえない点も多かった。例えば、自決や特攻に対する賛美に近いものである。本当に全員がそう思っていたのかと疑いたくなる。この本において、重要なのは勝つことの難しさであると思う。自分たちも勝とうと頑張るがもちろん相手もそうなのである。不断の努力を以ってしても得難いものである。勝利の意味・価値・難しさをみくびってはいけないと思う。 2020/03/19

飯田健雄

4
源田実ー海軍参謀、やっぱり、真珠湾は第三次攻撃をしておくべきだった。ミッドウェーは、やはり、敵機動部隊に集中すべきだった、悔やんでいるだろうな、2015/05/10

あいのん

2
人生で初めて読んだ戦史モノ。内容はもうあまり覚えてないからまた読み直したいなー

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0
最近、源田大佐に興味がある😆2024/02/21

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