内容説明
「うちの犬、ひょっとして天才？」「この犬はなんて物覚えが悪いんだっ」―飼い主は、愛犬のオツムの中身がとかく気になるもの。本書では犬の種類別に知能や性格的特徴を徹底研究、だれにでもできるＩＱテスト・偏差値ランキングで、あなたの犬のりこう度をはかります。正しい訓練法と飼い方を楽しく学べる愛犬家必読の書。
目次
第１章 犬も考える？
第２章 犬の祖先たち
第３章 守り神か、それとも悪魔の使いか―犬に対する見方の変遷
第４章 機械じかけの犬？―犬の知力はどう捉えられてきたか
第５章 犬はどのような知能をもっているか
第６章 犬は言葉を話せるだろうか
第７章 犬のさまざまな知能
第８章 仕事をする犬たち―本能的知能について
第９章 あなたの犬のＩＱは？―順応的知能について
第１０章 訓練しやすい犬、しにくい犬―命令に従い、作業をおこなう犬の知能
第１１章 飼いやすい犬、むずかしい犬―犬の性格テスト
第１２章 犬の知能は高められる
第１３章 犬の心を知って、幸せな飼い主になろう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん
13
心理学の教授で、犬大好きな犬の訓練士でもある筆者。沢山の訓練審査員さん(北米の全専門家の半数以上！)、獣医師さん、愛犬家に書き込み調査を依頼してそのデータに基づき書いてている。犬の起源から犬種による違い。「犬のIQテスト」とその実施の仕方、「従順性テスト」とその実施方法。「服従・作業知能における犬の順位」。犬について知りたい事を網羅しています。 凄かったです。2019/03/23
カエル氏
2
「訓練されていようがいまいが、やはり自分の犬がいちばんである。」それ言ったらおしまいだけど、やっぱりそういうもんです。2017/11/12
Arte
2
心理学者兼犬訓練インストラクターの著者が犬について語った本。獲物の位置を指し示すポインター（２匹使って三角測量するらしい）や、羊がいなければ子供でも一か所に集めてしまうシープドッグの話が面白かった。犬の知能は１歳半から２歳ぐらいらしい。だからおもちゃは出して遊ぶが、片付けないのか（納得）。この手の本の中ではダントツに面白かった。2016/04/10
げんなり
2
最近ポケモンやってるせいで、品種改良と6V孵化とが、ダブってしまい、何だかニヤける。どっちにしろ人間よりずっと上等にできている。2016/01/29
