文春文庫<br> ミスター・マジェスティック

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文春文庫
ミスター・マジェスティック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167309428
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

血の気は多いほう、くぐった修羅場も数知れない。それだけに制服を脱いだら平和第一と、農夫になった元警官マジェスティック氏…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中

18
メロン栽培主「マジェスティック」が悪漢どもに嫌がらせをされて窮地に陥る。そこからの攻防の逆転劇が爽快だ。殺し屋「レンダ」の憎悪の感情が激しい。乾いたスピードで駆けぬけ、決して情念が渦巻くような気の重さはない。その表層的アクティブ感がこの小説の魅力だろう。ある意味、晴天痛快な勧善懲悪ロマンス小説だ。後半のマジェスティックのあるプランと、ナンシーの無鉄砲さには読みながらドキドキしました。村上春樹さんが面白いと薦められた一冊だから手に取った。OK!確かに面白かったよ!! 2019/09/29

ポルコ

13
極悪非道の悪役レンダにこっぴどく追い回されるが、逆に涼しい顔で立ち向かう、どころか、追いこんでいく主人公マジェスティックの姿が素晴らしくクールでカッコいい。2019/11/14

タナー

8
メキシコ国境の村でメロン農場を営むマジェスティックは、ひょんなことから暴行で逮捕され刑務所に...そこで会った殺し屋レンダに目をつけられてしまう。訴えが取り下げられ釈放されたものの、ムショをでたレンダに命を狙われる。黙っていられないマジェスティックは、レンダとその仲間たちに立ち向かう。スピード感溢れるアクション大作!やっぱりレナードはどの作品を読んでも面白い。2021/05/12

康芳英

4
1974年のチャールズ・ブロンソン主演映画『マジェスティック』の原作小説。主人公のメロン農家(作中ではずっと「メロン」と表記されているが、本当はどうやら「スイカ(watermelon)」らしい)マジェスティックがひょんな事から殺し屋に付け狙われて収穫したメロンを台無しにされたのを切っ掛けにベトナムに従軍したこともある元海兵隊の腕前を持って反撃に出るというアクションもの。余分な物なくスピーディに最終決着まで突き進む所が気持ち良い。2013/05/11

markuna

3
ライトに楽しめます2018/09/20

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