出版社内容情報
沖縄の離島で僻地医療に当たっていた韓国人女医をはじめ緒方貞子、ハル・ライシャワー等、時代に挑戦した女達を描くノンフィクション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naota_t
4
#2046/★3.1/緒方貞子氏を知りたくて読んだ。本書では、そのほか4名の女性1人に焦点を当て、ノンフィクションが描かれている。インタビュー形式を除き、全体的に読みづらかった。元駐日アメリカ大使夫人ハル・ライスシャワー氏の経験、国際派な考え方、人生観も参考になる。現在、世界で難民は増え続け、状況は悪化している。争いは人生を不幸にする。ー「私はよく女学生に申しました。女性は男性とは違うサイクルがあるのだから、焦って目標を決めるより自分のサイクルを生きながら長期戦で構えた方がいいって」緒方貞子,p1472024/01/03
pantyclub
0
初めて上坂さんの本を読みました。ノンフィクション作家でいろいろ書かれている。この本は6名の女性の生き方について書かれている。単なる伝記では無いのが良い。板垣征四郎大将夫人の喜久子さんのお話は感動しました。思いや覚悟が素晴らしい。でも悲しいですね。やっぱり戦争は不幸しか生まない。