出版社内容情報
ファッション・デザイナーとして華やかな未来を約束されながら、いまわしい過去の秘密におびえる女─志津子。悪夢に耐えながら生きる女の哀しみを描く異色長篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アツリン
2
非常に後味が悪い作品。 戦争の悲惨さ。生きることの辛さを思い知らされた。2015/07/06
shakeboy
1
志津子には本当に幸せになって欲しいと心から思えました。 こんなに頑張って自立したのに、過去の呪縛によって今まで築き上げてきたものが崩れ落ちてしまうのが、悔しくてたまらない!! でもそんな絶望の中でも再生の道を選んだ志津子は凄いなぁと尊敬してしまいます。今後志津子は幸せになると信じてます!2013/01/23
アルゴン
1
★★★☆ イメージが大事な世界にいるからこそ必要以上に恐れてしまった過去の暴露。戦争とは誠に様々な意味で罪なものです。2011/11/07
なななつ
0
過去は消せない。2011/05/30
Yumi Ozaki
0
切ない・・・。昔のサスペンスの動画で酒井和歌子さんが志津子さん役を演じていたのを見たせいか、酒井和歌子さんのイメージがはなれません。志津子さんには幸せになってほしいです。強い志津子さん、がんばれ!2023/05/23