出版社内容情報
小さな町工場「松下電気器具製作所」から世界の電器王に──前人未到の境地を究めた、希有な経営者の人生の全てがここに明らかに
内容説明
大正7年3月7日、大阪のとある民家にささやかな看板がかかげられた。「松下電気器具製作所」。この小さな町工場からやがて世界の電器王が誕生することになる―。前人未到の境地をきわめた稀有な経営者・松下幸之助。明治に生れ、大正に人となり、昭和に偉業を達成し、そして平成に逝った“経営の神様”の全人生がここに明らかに。
目次
第1章 鳳雛いまだ羽ばたかず
第2章 これだと目醒めた産業人の使命感
第3章 ナショナルの夜明け
第4章 平和産業の灯を消すな
第5章 涙ふるって壇上に立つ
第6章 長く暗いトンネルをぬけて
第7章 第一次の五カ年計画とその達成
第8章 繁栄への指標しっかりと見すえて
第9章 混濁の世に明日を拓く
第10章 新世紀、たたかいのあとで
第11章 すこやかに明るく
松下幸之助略年譜―その志の軌跡