文春文庫<br> 「レインボウズ・エンド」亭の大いなる幻影―警視リチャード・ジュリー

文春文庫
「レインボウズ・エンド」亭の大いなる幻影―警視リチャード・ジュリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 666p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167254339
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

コヨーテをペットに連れた少女に導かれるままに、ジュリー警視の勘はサンタフェの美しい風景の奥に悲劇と裏切りの匂いを求めてゆく

内容説明

朝靄にけぶる古代遺蹟の穴ぼこで息絶えていた女性、そして別の日、別の町でさらに二人の女性が急死した。一見なんの関連もなさそうな三人の死を結ぶ一本の線が―三人とも同じ時期にアメリカのある町にいたのだ。魅惑の地ニューメキシコのサンタフェである。それだけの幻のような線をたぐり、ジュリー警視はふたたび海を渡る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨッシー

4
ついに既訳は全部読んでしまいました……残念。ただ、シリーズが進むにつれますます「一見さんお断り」になってしまっているのは問題かも。特にこの作品、今までの登場人物がやたらと再登場するため、ファンには嬉しくても新設設計でないのは確かです(660ページのうち半分はファンサービスですよね、もはや)。「ミステリ」として評価するとイマイチで、この2つの「アメリカシリーズ」(命名自分)で翻訳が終わったのもそのせいでしょうか。それにしても、続きを日本語で読める機会は来るのでしょうか……続編の原書が放置中な今日この頃。2012/01/09

菱沼

2
発見再読シリーズ24。翻訳されたジュリー警視ものはこれが最後。アマゾン洋書を調べてみたら、ハードカバー版の原書が15,000円以上する。シリーズは2019年まで出ていたようなので、物語の時間経過を考えると読みたいかどうかを問われると微妙な部分もある。でも、やはり読みたい。この「レインボウズ・エンド」は前作「乗ってきた馬」との連作のようだ。またしてもユニークな少女と動物が登場する。最後のクライマックス、彼女はどうして彼女があそこにいることがわかったのだろう。2024/03/12

ごへいもち

2
ここまでしか翻訳されていないなんて(`ε´)。文春さんか復刊ドットコムさんか誰か~

meemee

1
翻訳済の作品全部よみ終わった…一作目から読んでない人には、なんのことかわからない登場人物多かったな 必然性もほぼなかったし。 作者が趣向を変えてみたかったのだろうか ジュリーとプラントほ恋愛はどうなるのか。 もう出てこないと思っていたポリーか登場し、ミス・フラッドと言う新たな存在まで。 続刊、翻訳されないかなあ。 でも、ミステリとしては、正直厳しくなってきているので難しいかな。2019/11/04

river125

0
13作目。あれっ、感想書いてないや。

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