出版社内容情報
『蒼穹のかなたへ』のダメ男、ハリーに息子がいた。しかも天才数学者の……。父親としての義務に目覚めたハリーが追う息子の秘密
内容説明
『蒼穹のかなたへ』のあのダメ男ハリーが帰ってきた!相変らわずその日暮らしのハリーのもとに、ある日一本の電話が。「あなたの息子さんは今、病院にいる」。ふってわいた息子の話にハリーは愕然、さっそく持ち前の粘り強さで調査に乗り出すうち、抜き差しならない事情が判明してくる。ふたたびダメ男の返上なるのか、ハリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
66
自分がロバート・ゴダードという作家に何を求めているのかが、本書を読んでいてよくわかった。それは過去と現代が万華鏡のようにつながり、謎が 少しずつ明らかになってくる、そこには「人間の業」のようなものが存在し…という世界であり、本書のような現代は期待外。もちろん ロバート・ゴダードの世界に 固執しなければ、ハリーというダメ男と突然の息子、その背後に見え隠れする企業…良質のミステリとは 思うのだが…読んでいて 「ゴダートではない」という気持ちから脱却できなかった。2010/06/06
アヤネ
4
『蒼穹のかなたへ』のあのダメ男ハリーが帰ってきた!相変らわずその日暮らしのハリーのもとに、ある日一本の電話が。「あなたの息子さんは今、病院にいる」。ふってわいた息子の話にハリーは愕然、さっそく持ち前の粘り強さで調査に乗り出すうち・・(Amazonより)。。。うっかりイマイチだった作品「蒼穹~」の続編をリクエストしてしまった。評判よくないし、他作品をリクエストし直そうかとも思ったが、読んでみた。ダメ男ハリーが、なんとイイ男、イイ父親してるじゃないか。ゴダード作品ではランク低いだろうが、まぁ面白く読めた。下へ2016/05/24
夜梨@灯れ松明の火
2
再読。2024/03/20
しかさん
1
前作品がある事を知らずに表紙だけで購入してしまいました。 前作を知らなくても面白く読めました、2013/11/28
ブル-ス
1
ハリーまたまたダメダメ男。2013/10/10