出版社内容情報
十七歳で妊娠七ヵ月、西海岸に新天地を求めて旅する途中、ボーイフレンドにも捨てられてしまう。だが、彼女の人生はそこからだ
内容説明
17歳の少女ノヴァリーは、赤ん坊を身ごもって七カ月目に、オクラホマの小さな町でボーイフレンドに置き去りにされてしまう。故郷を捨て、西海岸での新生活を夢みての旅だったのに。どうも、7という数字とは前から相性がわるい。が、この町が、人とのまじわりが、魔法のように彼女の心もからだも癒す。読んで勇気の出るいい話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoko
10
力強く、温かく、前向きで、人恋しくなる、そんな物語でした。こんなに心が潤う小説を読んだのは久しぶり。2014/02/09
けいちゃっぷ
6
サイコー。みんなノヴァリーが好きになる2008/04/01
与茂平
4
静かな小説です。さまざまな試練が十代の妊婦の女の子に起こります。それを大騒ぎせずに乗り越えていきます。アメリカの映画にある派手な場面を無理につくって盛り上げればいいというものとは全然違います。心に染みます。2011/01/11
あっきい
4
悲しいほどに悲惨な少女が、偶然たどり着いた街で素敵な人たちとの出会いや成長を通して輝いていく。訳書の言い回しや登場人物らに感情移入はできないが素敵なお話として楽しめた。2011/02/10
Ryosuke
4
特上2008/05/09