出版社内容情報
多彩な顔ぶれが語る昭和天皇のお人柄と足跡、崩御の日の夫々の想い、そして天皇制への考察。昭和を偲びつつ天皇とは何かを考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読談千稿
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昭和が終わって30年近くになるが、書かれた当時はもっと昭和天皇への思いが生々しいというか、妙な称賛回顧に必ずしもなっていない点が良かったと思う。あの大戦への影響、苦悩の想い、非常に英明な方だと私は思っているが、だからこその苦悩が生涯を通じておありになったはず。昭和という時代はだいぶ昔になったが、激動の時代であったことは忘れてはいけない。昭和天皇のお人柄を通じて改めて認識させられました。2016/10/02
