出版社内容情報
奇妙なめぐりあわせ、風変わりな生涯、謎の死など人の世の運命の不思議さをテーマに古今東西の傑作短篇を集めた豪華アンソロジー
内容説明
一国の大臣を死に追いこんだ言葉、偶然がかさなって死刑になる男、敗戦で没落していく名家、好運な者だけが生き残れる戦場での日々、復讐の機会を待ち続けた男―。皮肉なめぐりあわせ、風変わりな生涯、謎の死など、人の世の運命にひそむ不思議さをテーマに古今東西の傑作短篇の数々を収録した豪華アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒い森会長
1
1992年9月刊。13編収録。2009/02/28
渡邊利道
1
こないだ読んだアンソロジーのシリーズで別の。サキやビアス、ジェイムズなど定番に近いのと、吉屋信子や林房雄、ボリス・ヴィアンの渋いところ、菊池寛の小咄などミステリっぽい地味目の作品が多かった。未知の作家としては伊藤永之介。2017/05/12
山一工房
0
メリメ「マテオ・ファルコネ」、中島敦「悟浄歎異」、ヘンリー・ジェイムズ「ほんもの」、菊池寛「形」「身投げ救助業」が良かった。2017/06/20
