文春文庫<br> 周平独言

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文春文庫
周平独言

  • 藤沢 周平【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 文藝春秋(2012/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167192532
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

思いを寄せた歴史上の人物、変わりゆく故郷への気持ち、両親と家族のこと──秀麗な文章で自らを訥々と語った、必読のエッセイ集。

内容説明

「私のエッセーは炉辺の談話のごときものにすぎない。さほど大声には語らず、その場かぎりで消えるのが建前である」と記している著者による、初めてのエッセイ集。惹かれてやまない歴史上の人物、そこから湧き出てくる創作への意欲、故郷庄内の風土や人々への思いが濃密に凝縮された、藤沢ファン必読の一冊。

目次

時代のぬくもり(鳥居元忠の奪戦;荘内藩主酒井忠発の明暗;大石内蔵助の真意 ほか)
三つの城下町(羽黒の呪術者たち;出羽三山;帰郷して ほか)
周平独言(一杯のコーヒー;日程表;集票能力 ほか)

著者等紹介

藤沢周平[フジサワシュウヘイ]
昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒。48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。主要な作品として「白き瓶―小説長塚節」(吉川英治文学賞)など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞、7年、紫綬褒章受章。9年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぶんぶん

25
【図書館】藤沢周平のエッセイというか歴史上の人物にも切り込んだ作品。氏の丁寧で真摯な生き方を、その日その日で書き綴ったもの。「エッセーと言う物は炉辺の談話のごときのものにすぎない」と言うが、いやいや、ファンにしてみると、作者の言葉と言うか心情の吐露である。うすうす感じてはいたが共産党員ではないかという事。言葉の端々に現れている。党員が悪いという訳ではない、むしろ清々しい感じがする。しかし、何処まで真摯に物事を受け止めるのか、静かな巨人と言った風情である。こんな作家と同時代を生きたという恩恵を素直に喜びたい2023/11/27

tomoka

14
藤沢作品をもっともっと読みたい。2021/03/03

こすもす

11
飾らず文章のそのまんまの感じを受けた。庄内地方のことも多く書かれてあり、故郷の発見も多かった。そういえば酒田生まれの私が通っていた高校に陸羽西線で通っていた級友がいて陸羽東線もあったのねと再確認。新しいものに拒否反応があったり。意外にも賭け事に(パチンコ)にはまってしまう自覚があったり、家の周りには農家が多くハンコタンナをして働く女性が多くいたな~と思い出したり、周平発見とともに故郷再発見をした1冊でした。2016/07/17

松平俊介(東龍)

6
藤沢周平の雑文集で、色々な新聞や雑誌に発表し、小説集にまとめるにはちょっとなあという小品を寄せ集めたものだと後書きにある。こういう細かいものでも寸毫忽せにしないのはさすがにこの人ならでは。2014/08/29

氷柱

5
495作目。6月10日から。前半は歴史の話、後半は作者のエッセイ。前半の堅さから来る後半の緩さのギャップがとても激しい。この中間の歯ごたえが全編に渡っていれば程良かったと思えるくらい高低に振り切っていた。文章を見る限り、とても腰の低い方であると伺えるが、あまりにもその腰が低すぎて逆に読者が小馬鹿にされている気がしないでもない。どちらにしてもここまで腰の低い作家はなかなか見かけない。きっと人が良いのか、はたまたそういうキャラ付けを欲しているのであろう。2019/06/13

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