出版社内容情報
冬ソナ弁当・カレーラーメン・卵かけごはん・東京ばな奈・1000円バーガー等、好奇心赴くままに食べて食べて、ついに偉業を達成!
内容説明
「冬ソナ弁当」を買いに新宿へ。最後の1個をただちに取り上げ、小踊りでレジに直行する。6切れのトンカツをどの部分から食べ始めるか悩み、らあどん・カレーラーメン・自販機おでんにも果敢に挑む…おもしろい「食」を求めて、今日もジョージ君は大忙し。文春文庫「丸かじり」シリーズも200万部突破です。
目次
納豆を味噌で
おやじと「冬のソナタ弁当」
いま大ブームのジンギスカン
出現!一〇〇〇円バーガー
ホリエモンのごはんは
食べる順序
サラダバーとおやじ
らあどん
HOW TO しゃぶしゃぶ
スープの部〔ほか〕
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞。12年紫綬褒章受章。13年第30回日本漫画家協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
49
「メロンと生ハム」食べたい。サクマドロップ缶の考察と白ドロップについても面白いい。なんといっても「卵かけごはんの美味」で久しく食べていない卵かけごはんが無性に食べたくなった。卵かけごはんは昔、伊丹十三さんもエッセイで書かれていたことを思い出した。休日にゆっくりと時間をかけ、のどかな朝食を楽しむには卵かけごはんが一番ではないか。私はそこに味付けのりをちぎってまぶすのがお気に入り。^ ^ 2015/11/02
中野(racoon)
17
★★★★☆ 「これから一生三種類しか果物食べられないとしたらどれがいい?」と言われたら迷わずランクインするほど大好物のパイナップルが褒め称えられててほんと嬉しい。ちなみにあとの二種類はライチとグレープフルーツかなぁ。あ、びわも食べたい。約10年前の本なんだけど、ジンギスカンブームがあったことに驚いたり「冬ソナ弁当」に時代を感じたり。100円居酒屋にびっくり。700円で人を富豪の紳士呼ばわりする東海林さんの超庶民感覚が共感いっぱい大好きです。2016/04/20
Koji
5
人生をもう少し気楽に過ごしたい時には丸かじりシリーズです。読書というよりは逃避かもしれません。2014/12/10
wasabi
5
今回の丸かじりは、時限的サービスの流行りモノの食に挑んでおられる。とはいえ、書かれたのが9年も前のことだから今となっては古いし、もう提供されていない食が多いのが残念。新刊を読まなきゃいけないね。2014/03/21
mawaji
5
初っぱなの「納豆を味噌で」。小中高12年間、朝ご飯を桧山納豆ですませていた当時、納豆を食する時は醤油、塩、味噌からその都度チョイスしていました。私はほとんど醤油でしたが母は塩や味噌味を好んで食べていたのを思い出しました。後年、「納豆に砂糖をかけて食べる」地方がテレビで紹介されていて、それが私の故郷であったのを見た時はかなりの衝撃を覚えたものです。「いちじくの偉業」、田舎の庭にもひっそりと生えていたいちじくに無為の教えを感じるとは。小松島のフィッシュカツ、弥猛にはやる心で食べに行きたい。ネットで買えるかな?2012/04/21