内容説明
一筋縄でいかない難物、おでんの袋もの。内部にたくさんの厄介者を抱え込んだ、このずっしり重くて熱い物体を、どう攻略するか!?また、華やかなおせちの重箱のなかで、唯一陰気でむさくるしい、ゴマメの存在意義を問う。駝鳥を食べ落雁をかじり、カミカツの幸せを噛み締め…ショージ君の好奇心は大全開。
目次
落雁をかじる
一八〇円ラーメン出現す
栗で悶悶栗蒸し羊羹
タッパのフタいずこ
海苔のお仕事
「魚すき」の真相
ホテルで鯛を釣る
難物、おでんの袋もの
果物の丸かじり
駝鳥を食べる〔ほか〕
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文藝春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
59
訃報に接してホント久しぶりに手にとった“丸かじり”シリーズです。昔は出るたびに読んでいて、失敗しない黄身半熟の目玉焼きの作り方もこのシリーズで教えてもらいました。本書は2009年刊の文庫本で(シリーズは40数作ある)、昔と変らぬ語り口に何度もクックッと笑いが零れました。たとえば「タッパのフタいずこ」。説明は不要でしょう。読む前から“あるあるある”と小膝を叩いた一編。いまさらながら東海林さんの観察力、妄想力、表現力に平伏。心和やかに本を閉じたら、無性にお腹が減ってきた。合掌。2026/05/06
アズル
19
BSE問題での牛丼ならぬ豚丼の登場や、恵方巻きの全国展開など、タイムリーな話題も程よく入って、安定の面白さです。解説の絲山秋子さんの「つまんないヒトと付き合ってしまった、と自戒する気持ち」、という一文が妙に胸に刺さりました。2014/09/07
熊本震災10年の雨巫女。
10
《私-蔵書》当時と物価が違うんだとあらためて思った。ラーメンや牛丼そんな値段じゃ食べられない。2025/04/07
かわちゃん
9
東海林さんの丸かじりシリーズ読んでなかったんですよね。これだけ書き続けられたのもすごいことです。おでん食べたい。2020/12/30
ayunami
6
初の丸かじりシリーズ。おでんと嬉しそうなおじさんが書かれた表紙に微妙に恥ずかしさを覚えながらも電車で読みました。軽く読めてくすっと笑えてすごく面白かった!海苔の仕事とか「海苔の最大の働き口はおにぎりである」その視点でまじめに考えたことは無かったってやつがいっぱいあった。10年以上前のだから微妙に時代を感じるところも面白い。2022/10/06
-
- 電子書籍
- 断罪された悪役令嬢ですが、パンを焼いた…
-
- 電子書籍
- 教え子がAV女優、監督はボク。(14)…
-
- 電子書籍
- エンド・オブ・アルカディア【分冊版】 …
-
- 電子書籍
- 現代行政法入門(第5版)[固定版面]




