出版社内容情報
"魚は水に女は家に"とばかりは限らない。全女性の味方おせいさんが、いま"女ざかり"の新たな旅立ちの女性におくる熱いメッセージ。好評カモカ・シリーズ第三弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
81
かなりのインテリ男性でも女性に対しては固く考えて何もわかっていない、見通しすらつかないと嘆くおせいさん。女性の味方として、「自立するオンナ」を熱く語っているのが面白かったです。女性に対するメッセージとも取れました。カモカのおっちゃんとのやりとりも相変わらず痛快で、あっけらかんとしているのも楽しいです。女性はこうでなくてはならないという型を破るような印象です。2016/08/28
ゴリゾウ
1
「魚は水に 女は家に」とはいつの時代のことやら。いま、女性はバス停から自由な世界に飛びたつ。女の立場を主張してやまないお聖さんの、明快、痛快なエッセイ。『文庫解説目録』 #13221983/01/01