出版社内容情報
太閣亡きあとの豊家の繁栄と世の平和を希い苦衷する加藤清正を徳川家康は陰に陽に追いつめる…家康の魔手に立向かう忍者・丹波大介と美貌の女忍・於蝶の活躍を描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
3
待ってました! 丹波大介の再登場です。加藤清正の忍びとして、杉谷のお婆の於蝶とともに働きます。於蝶は「蝶の戦記」「忍びの風」で主役張ってたな~。2014/11/06
ton
0
『忍者丹波大介』の続編作品。 こちらの方がより一層忍者色が濃い。相変わらず、忍者にしては非情になりきれない大介さんがいます。2013/10/09
蕭白
0
血湧き肉踊る、そんな忍者小説です。前作を知っているので、余計に楽しめました。下巻も楽しみです。2012/12/16
TAC
0
☆x5 継父遺品。主人公:丹波大介というのは 甲賀忍びの出で在りながら関ヶ原合戦にては眞田忍びとして西軍の為に働き 大御所の身辺まで肉薄した手練の男だという。彼は先に『忍者丹波大介』という別の池波作品にて堂々主役を張って居るのだそうで 生憎私は未読ながら ファンにとっては既に馴染みの存在と想われる。五年前の関ヶ原で壮絶な討死を遂げたと伝わる彼を 幕開けにて京の風呂屋に目撃するのが これまた同合戦で死んだと信じられている眞田忍び:奥村弥五兵衛である。――この辺り 導入部にして既に 実に旨い。且つ豪華である。2008/05/01
半兵衛
0
すいすい読める忍者もの。テンプレートな清正像。2011/04/11
-
- 和書
- 午後の死 角川文庫