出版社内容情報
一九四五年八月三十日、マッカ─サ─着任。現代史最大のドラマであるGHQの占領政策が開始された。厳密な考証でその全貌を描く
内容説明
「日本再建は完成に近づいた、今後の発展は日本人自身の手に委ねられている」。昭和23年、マッカーサーの年頭メッセージである。世界は新たな戦争の危機にさらされていた。朝鮮半島である。元帥のある側近は、日本の武装解除は完璧にすぎた、と述べた。軍事占領より政治管理、米国の対日政策は大きな転換点にさしかかっていた。
目次
4回目の会見
講和への道
マ元帥書簡
司令官辞任
マ元帥敗北
帰国拒否
中将の離任
昭電疑獄