内容説明
渡英30年、元気印のケイコさんの痛烈な日英批判が冴える人気シリーズ。ロンドン・テロをめぐって国際情勢を考察し、終わりを迎えようとするブレア政権を総括し、定点観測を続けてきた英国の今を綴る。大きな進化を見せる英国だが、日常生活では効率の悪さをものともしない店員も健在。変わる国家と変わらぬ庶民を活写する。
目次
パリ旅行と「便所の落書き」
ロンドン・テロ
日の丸とユニオンジャック
行列のできるホームオフィス
天下の「ノムラ」のパーティー
パパ様の死と、カルロスの死
お葬式プランと日本料理の作法
英国のお医者さん
企業の宿命
ロンドンの日本人
チャリティとは何ぞや
民主主義の本場
自転車一台買うのにも
もう一人の元英国人捕虜
Shall we Dance?
著者等紹介
高尾慶子[タカオケイコ]
1942年姫路市生まれ。私立播磨高校から調理師専門学校に進む。カトリック系病院の調理師、カトリック系身体障害児施設の職員を経て1972年、英国へ。イギリス人音楽家と結婚。1976年、二人で帰国、京都で暮らす。1982年離婚。1988年、再び英国へ。ロンドンの日本レストランのウェイトレス、映画監督リドリー・スコット氏邸のハウスキーパーなどを経て、1998年『イギリス人はおかしい』を発表し、注目を浴びる。現在は英国政府から年金の給付を受けつつ執筆活動に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ぐりとぐらの1・2・3