出版社内容情報
天下の狐狸庵先生もかっては落ちこぼれだった! 低空飛行、受験失敗、家出……泣くに泣けないジグザグ青春物語。解説・さくらももこ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
88
面白かったです。時に周作先生、時に狐狸庵先生として文壇に名を馳せている作家であっても、実は落ちこぼれだったというのが微笑ましく見えました。世間の常識などなんのその、自分のやりたいように生きている。それが落第坊主の烙印を押されることだとしても。2017/08/22
ミュポトワ@猫mode
65
これも図書館の廃棄本だったはず。遠藤周作先生の小説を読むとお堅い人を想像しがちだけれど、エッセイを読むとこんなにユニークな人だったんだと感じる。この本は遠藤先生の生い立ちを自ら語るエッセイなので、暗い話も多いけれども、それでもユニークな人だなっていうのを感じる。久しぶりに遠藤先生の小説読もうかな。ギャップを感じたいw解説のさくらももこ先生もよかったです。愛を感じる♪2022/07/04
奏市
8
著者のエッセイ本はたまに期待より…というのもあるが、これは期待をかなり上回った。笑わされてしんみりして人生を考えさせられる。「神の存在は対象として見るのではなくて、その働きによってそれを感じるんです」タイミング的にすっと入ってきた。冬のリヨンの寒い公園の話などは、古い薄茶色の紙が逆に良くて感じが出る。枝のわれる鋭い乾いた音も聞こえるよう。「往時茫々という言葉があるが、本当だろうか…遠い昔のことはかなり鮮明に思い出せる」と。本人の時間を生きた人だとわかる。吉行淳之介、バア通いでの格言「膝なで三年、尻八年」2026/06/27
呼吸が清々しい太陽
1
9年生の担任からプレゼントされた本。懐かしい!これが最初に出会った遠藤周作
ぷるぷる
1
生前よりやんちゃで知られた先生の自伝でございます。 幼いころはヘンなことばかり思いついて悪戯ばかりで、勉強が嫌いで成績も良くなくて… という人が大人になると有名な作家になって大成されました…と書いてしまうとオシマイ。 でもとってもオモシロイ。 自伝なので謙遜も自慢もたっぷり入っているのだろうけど興味深いエピソード多い。 ちょっと古めかしい悪戯も微笑ましい。お友達が皆有名人なのもさもありなん。 勉強嫌いとか言いながらも戦後にいきなり仏留学してるのはセレブっぽい。2008/06/05




