出版社内容情報
勉強も仕事も結婚もどんどんすればよい。社会に出てゆく一人娘にあて、愛をこめて綴る５６通の＂ムツ流の欲深く人生を生きる秘伝＂
内容説明
「私二十歳になったのよ」と言われて驚いた。受験をひかえた夜更けには、辛いラーメンをすすりながらの大学論。娘が初めて仕事を持った時に思い出す、自分が会社をやめた頃のいきさつ。旅先の不思議な土産話や料理の腕自慢、恋愛のススメ。社会に出てゆく一人娘に愛をこめて綴る、５６通の“ムツ流の欲深く人生を生きる秘伝”。
目次
忙しい一日
なんとなく大学生
天職を持てよ
記念的誕生日
タレント志望
教育論大流行
異常低温、それでも春
クジラを愛する気持ち
歌・初体験、心臓がドキドキッ
さまざまな「親と子のきずな」
作詞家なんて四苦八苦
父親は娘の料理を自慢したい
はなばなしい恋をしろ
うちのママは豪傑だ
人間は動物と話が出来る
おれを生かした絵の記憶〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いづみ
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大人になった愛娘に向けて語りかけるように紡がれた一冊。学ぶこと、働くこと、人付き合い、そして大人になることについて。破天荒な人生経験から送られた言葉は、とても温かいものです。あと、捕鯨の是非についての考えは、感情論ではなく大きなスケールで語られていてびっくり。なるほど、鯨といわゆる貴重な野生動物、日本の漁師と発展途上国の人々の生活。エゴに走りがちな考えに新たな視点をもたらしてくれます。2011/10/11
