内容説明
ロックの鳴り響く真昼の映画館でムアンのママ和子が殺された。追うように縊死した高柳社長。ママの本当のパトロンは誰なのか?東洋商産を倒産へ追いやったものは何か?事件を追う井川ら弱者に襲いかかる巨大な黒い手の正体は?仮面の下のあくなき欲望、財界の黒い腐食に支えられた華やかな虚飾の世界を暴く長篇推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号10@せばてん。
21
1993年4月2日読了。登録人数の少なさに茫然。1993/04/02
そうたそ
6
★★★★☆
Melody_Nelson
1
下巻になると、いきなり物語が大きく動き出す。社会派っぽいエンタメ満載なストーリーとなり、プロットは面白いけど、最後はちょっと陳腐では…。2020/05/03
*花子*
1
★★★☆☆/松本清張といえば「悪女」系でしたが、今回はちょっと違う作風を。松本清張の作品は時代背景がリアルタイムじゃないのに、ぐいぐい読めます。ネタバレしてはいけないので詳細には触れませんが、井川とジョー、彼らは今後どう生きていくのか気になります。彼らはこのことを一生背負って生きていけるのか?2010/02/25
イカ男
0
さすが、清張さんとうなってしまう。ぐいぐい読ませます。上・下で800ページ強だが、一気に読破しました。この本に出てくる精神安定剤は実在するのでしょうか?2011/04/27