出版社内容情報
けものみち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グラスホッパー
9
昭和30年代の空気が詰まった一冊。週刊誌連載で大衆娯楽に徹している。高度成長中の世の中と、ITが進化中の今とで、世界は変わったが、それほど人間は、変わっていないです。若い頃読んだ時は、「なんじゃこら」と思ったが、今読むと、欲望剥き出しで、まさに「けものみち」である。清張の文体は、吉村昭に似ている。シンプルで熱い。2024/11/17
ゆめの
1
勧善懲悪じゃない❗ いやー探偵役が舞台から降りた時はびっくり。そしてラスト。この展開は昭和37.38年作品なのに古いというより斬新だ。ちょっと乱暴だが横溝さんミステリなら事件.推理.解決。だい たい、殺される人と生き残る人区別がつくんだがな。2025/04/18
ジャズクラ本
0
◎2015/09/01